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ぼたもちの季節!季節によって名前が違うってホント?

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こんにちは!

春光うららかな季節となりました、みなさまいかがおすごしでしょうか。

春を彩る桜の花が、そろそろそのつぼみを開こうとしています。例年ある「桜の開花予想」はどのように行われるかご存知ですか?

諸説ありますが、有名なのは「桜の開花600℃の法則」でしょう。2月1日を起点として、毎日の最高気温の合計が600℃になったら桜は開花するという説です。これを使えば、ある程度自分でも開花予想がたてられそうですね。地域によって何℃かの差は変わってくるようですが、桜の開花には気温が重要のようです。

ちなみに、桜の開花から満開、そして散り始めていくまでには、2週間くらいといわれています。完全に散ってしまう前に、美しい桜のようすを写真に収めるのも良いかもしれません。

さて、みなさん、“つぶした米をあんこで包んだ和菓子”といえば、なにを思い浮かべますか?やはり、「おはぎ」や「ぼたもち」ですよね!和菓子ならではの優しい甘みとあんこ特有の食感が癖になる、美味しいお菓子です。

実はこの2つ、同じものであることは知っていましたか?「おはぎ」と「ぼたもち」の名称を、春のお彼岸には「ぼたもち」、秋のお彼岸には「おはぎ」といった具合に、季節でその呼び方を変えている地域があるようです。自然と呼び名を変えているため、「おはぎ」と「ぼたもち」が同じものだと知らなかった人も多いかもしれませんね。

ぼたもちは漢字で書くと「牡丹餅」と書きます。春に咲く牡丹の花に見た目が似ているため、このような名前になったそうです。また、食べる時期が牡丹の季節だから、という理由もあります。

そして、おはぎは漢字で「お萩」と書かれ、おはぎに使う小豆が萩の花と似ているからという理由でおはぎと呼ばれるようになったといわれています。こちらもそう呼ばれるようになったのには、食べる時期が萩の花が咲く秋頃であるから、という理由があるようです。また、あまり馴染みのない言葉ではありますが、夏には「夜船」、冬には「北窓」という呼称でこの和菓子を指すこともあります。

こうして見てみると、和菓子一つとってもしっかりと名前の由来があるのは面白いですよね。名前一つで季節を感じられるのも、四季が豊かな日本ならではです。せっかくの春ですから、いろいろな春にまつわるものを探してみるのも良いでしょう。

春といえば、先に述べた桜の花や、他にも春を代表する梅の花、卒業式や入学式などの行事、たくさんの出会いがあるのが特徴です。あなただけの春探しを、ぜひ楽しんでくださいね!